音楽を聴くことで得られる健康効果が3つあります。
音楽を聴くだけで健康効果が得られるとは信じがたいですが、体の機能が整ったりホルモンが分泌されたりされためそれが健康を維持につながります
今回は、音楽がもたらす3つの健康効果について、お話しします。
目次
音楽で得られるホメオスタシス効果
人間にはホメオスタシスという心身のバランスを整える機能があります。
主に自律神経やホルモンのバランスを整えることで、心身のバランスを調整します。
環境などの変化により、自律神経やホルモンのバランスが崩れやすいですが、ホメオスタシスの機能で出来る限りバランスを調整することができるのです。
しかし、ストレスなどでホメオスタシスの機能が低下すると、心身のバランスを調整するのが難しくなります。
そこで、おすすめなのが音楽鑑賞なのです。
音楽を聴くことにより、自律神経やホルモンバランスが整いやすくなり、低下していたホメオスタシスの機能が向上します。
聴く音楽に特に決まりはありませんが、自分の好きな音楽を聴くと、より効果的にホメオスタシスの機能を向上できます。
音楽で得られる免疫力向上効果
音楽を聴くことで自律神経のバランスが整い、リラックスできるため血流が良くなります。
血流が良くなると体温が上昇するので、免疫力が向上します。
その他に免疫機能で大事な免疫グロブリンAが体内で増加することが分かっており、それによっても免疫力が向上します。
免疫グロブリンAの増加は、イギリスとドイツの研究者たちで行われた共同実験の結果により明らかになりました。
研究の中では300人の被験者を対象に好きな音楽を50分間、鑑賞してもらうという方法で行われ、ほとんどの被験者の免疫ブログリンAが増加していたことがわかりました。
音楽で得られる鎮痛効果
音楽を聴くことで鎮痛効果も得られます。
音楽を聴くことで鎮痛効果が得られることは、イギリスのブルネル大学の博士らによって発表された論文によってわかりました。
研究論文のための研究では、手術の前後や手術中に患者に音楽鑑賞をしてもらい、痛みの軽減度を測定されました。
その結果、音楽を聴いた方が痛みが軽減されることがわかりました。
その他には、出産の際に音楽を聴いた方が陣痛が軽減されたという話もあります。
そのため最近は、出産の際にお気に入りのCDを持ち込んでもいいという病院が増えています。
このように私たちがいつも何気なく聞いている音楽には、健康効果が3つもあります。
最近体調が優れない、疲労が溜まっていると感じた時には、ただ休むだけではなく音楽を聴きながらゆったり過ごす休み方もおすすめです。