デスクワークをしているときなどに、まぶたがピクピクと動いて気になったことはありませんか?
まぶたがピクピクと痙攣してしまうのは、いくつかの原因が考えられます。
単純にまぶたが疲労しているだけの場合もありますが、目の病気が絡んでいることもあるので、要注意です。
今回は、まぶたが痙攣してしまう原因についてお話します。
目次
まぶたが疲れている
まぶたの痙攣の原因で一番多いのが、まぶたの疲労です。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使いすぎで目が疲れると、まぶたも疲労します。
また、手芸などの細かい作業などで目を酷使した時に、瞼が疲労して痙攣が起こりやすくなります。
目を酷使すると疲れるのが、眼輪筋という筋肉です。
眼輪筋は、眼球を支えている目の周りに存在する筋肉です。
眼輪筋が疲れると筋肉がうまく動きにくくなって、痙攣を起こしてしまうのです。
また、コンタクトや眼鏡の度数が合ってない時に目が疲れやすくなり、まぶたの痙攣が起こることもあります。
ビタミン、ミネラルが不足している
ビタミンやミネラルが不足すると、体の様々なところに不調が起こります。
皮膚や筋肉を構成しているのはタンパク質ですが、その働きを正常に保つのは、ビタミンやミネラルです。
そのため、ビタミンやミネラルが不足するとまぶたの筋肉の働きがスムーズに行かなくなり、まぶたの痙攣を起こすことがあります。
眼瞼痙攣(がんけんけいれん)
ストレスが原因で起こる眼瞼痙攣の症状で、まぶたが痙攣することがあります。
ドライアイのような症状もあるので、眼精疲労によるドライアイに間違えられやすいですが、目だけでなく、口などにも痙攣が出ることがある病気です。
まぶたの筋肉は、顔面にある神経で動かされていますが、その司令を出している脳に異常がある場合に、まぶたの筋肉をスムーズに動かしにくくなり、痙攣が起こります。
眼瞼痙攣の場合、上まぶたではなく下まぶたが痙攣するのが特徴的です。
まぶたの痙攣の他には、まばたきの数か増えたり、口元の痙攣、片目だけ閉じたり、太陽の光などが眩しく感じたりなどの症状があります。
当てはまる症状が多い場合は、早い目に眼科か神経科の受診をおすすめします。
まとめ
まぶたの痙攣は、長時間のデスクワークやスマートフォンの使いすぎなどで起こることがあります。これは眼輪筋の疲れが原因で起こります。
また、ビタミンやミネラルが不足するとまぶたの筋肉の働きがスムーズに行かなくなり、痙攣を引き起こすことがあります。
さらに、ストレスによる眼瞼痙攣もあります。この場合、顔面神経の異常が原因でまぶたが痙攣します。
まぶたの痙攣以外にも、まばたきの増加や口元の痙攣などの症状が現れることもあります。これらの症状が多く見られる場合は、眼科や神経科を受診することをおすすめします。