風邪予防に最適なはちみつ大根シロップの効果と作り方をご紹介します。
乾燥の季節になると、感染のリスクが高まり、風邪をひきやすくなりますね。
そんな季節こそ、抗菌や消炎作用がある食べ物で風邪対策したいものです。
そこでおすすめなのが、はちみつ大根シロップです。
はちみつと大根の効果を最大限に活かしたシロップで風邪対策をしませんか?
今回は、風邪予防に最適なはちみつ大根シロップについてお話しします。
目次
はちみつ大根シロップの効果
はちみつ大根シロップを作るときに使うのは、大根とはちみつのみです。
この2つの材料の効果を見ていきましょう。
・はちみつの効果
はちみつには、まずグルコン酸という殺菌力の高い成分が含まれています。
グルコン酸は、医療機関でも使われるほどの殺菌力を持っており、風邪予防にまさに最適です。
そして、殺菌効果を持つ過酸化水素も風邪予防に役立ちます。
口内炎にはちみつを塗ると、治りやすいと昔から言いますが、それははちみつにWの殺菌成分が含まれているからなのですね。
・大根の効果
大根にはイソチオシアネートという高い殺菌効果を持つ成分が含まれています。
イソチオシアネートは辛味成分で、からしやワサビなどにも含まれています。
イソチオシアネートには血液中の白血球の働きを活性化し殺菌力を上げてくれる効果があり、例えば、風邪による喉の炎症対策にも役立ちます。
また、消炎効果や抗酸化作用もあるため、免疫力が低下して起こる風邪や体調不良の予防に最適です。
このように、はちみつ大根シロップは、はちみつと大根のW効果で風邪予防や症状の緩和に役立ちます。
はちみつ大根シロップの作り方
はちみつ大根シロップは、とても簡単なのに、温かいティーなどにも使えて冬に大活躍なシロップです。
<材料>
・大根 1/2本
・はちみつ 好きな量
<作り方>
1. 大根の皮を剥いたら一口サイズのサイコロ状に切っていきます。
2. サイコロ状にした大根を保存瓶に入れてから、瓶の中の大根の半分の量のはちみつを注ぎます。
3. 保存瓶の蓋を閉めて常温で24時間ほど置いておきます。瓶の中にシロップのようなものが出てきたら完成です。
はちみつ大根シロップの飲み方
はちみつ大根シロップのシロップだけを水やお湯、ティーなどで割って3倍程度に薄めて飲むと美味しくて効果的です。
温かいお湯やティーを注いで飲むのであれば、すりおろした生姜もおすすめです。
生姜はできるだけ、生の生姜をすり下ろして加えましょう。
また、はちみつが染み込んだ大根は、そのまま食べられますし、改めて酢でつけておくと、甘酢漬けのようになって美味しく食べられます。