スーパーフードと言われると、外国から上陸したチアシードやアサイーなどを想像しませんか?
しかし、スーパーフードは外国から上陸したものばかりではありません。
日本にも評価の高いスーパーフードがたくさんあるのです。
今回は、それほど気づかれていない日本にもあるスーパーフードを5つご紹介します。
目次
味噌や醤油
大豆を発酵させて作る日本の伝統的な調味料の味噌や醤油には、植物性の乳酸菌や良質のタンパク質、ビタミンやミネラルなどが多量に含まれています。
和食の調味料として使われることが多い味噌や醤油なので、日本食にごく自然に取り入れることができます。
植物性の乳酸菌は腸内環境を整えて、良質なタンパク質やビタミン、ミネラルは健康維持に役立ちます。
さらに味噌は、血中のコレステロール値を抑えたり、生活習慣病やガンの予防効果が発揮されます。
海藻類
ひじきや昆布、海苔などの海藻類には、ミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。
代表的なミネラルは、鉄分や亜鉛、カルシウムなどです。
これらのミネラルは、貧血を防いだり骨を強くする効果が期待できます。
また、高い抗酸化作用を持つフィトケミカルも豊富に含んでいるので老化防止に役立ちます。
含まれる食物繊維は、フコダインやアルミン酸です。
これらの食物繊維は、食事をした後に急上昇する血糖値を抑えながら、腸内環境もしっかり調整してくれます。
抹茶や緑茶
抹茶や緑茶には、カテキンという成分が含有されていて、血中のコレステロールや脂質を抑制してくれる効果があります。
またβカロチンもたっぷりと含まれており、発ガン物質の生成を阻止してくれるため、ガン予防効果も期待できます。
さらに、免疫力をアップする効果もあるので風邪などを予防できます。
梅干し
酸っぱい梅干しには、クエン酸がたくさん含まれています。
クエン酸には、血液をサラサラにしたり、疲労回復などの効果が期待できます。
血液をサラサラにすることで血流を促進できるので体温が上がり、冷え性などの改善にもなります。
また、体温が上がることで免疫力向上ができると考えます。
甘酒
甘酒は、酒粕や米麹から作られます。
酒粕や米麹には必須アミノ酸やビタミンミネラル、酵素などが豊富に入っていて、飲む点滴とも言われるほど、健康や美容に実効性がある飲料として知られています。
甘酒という名前なので、アルコールがたくさん含まれているように思いますが、実は甘酒にはアルコールが含まれていません。
製造の際に糖分を加えて加工している甘酒もあるので、飲み過ぎるとカロリーオーバーをしてしまう可能性もありますが、適正量を飲んでいれば大丈夫です。
甘酒を飲むことで、腸内環境が正常化され免疫力や代謝が上がって健康維持できます。
まとめ
日本の伝統的な食材には、現代人に必要な栄養がたっぷり含まれています。これらのスーパーフードを食事に取り入れることで、健康的な体づくりに役立ちます。ぜひ、毎日の食卓に積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。