きのこ類には、美容に効果的な栄養が豊富に含まれています。
主に、コラーゲンの生成や血流促進などの効果がある栄養がたっぷり含まれているので、美肌や美容効果が期待できます。
もちろん、健康維持にも効果的な栄養がたくさん含まれているため、健康のためにもきのこ類がおすすめです。
今回は、きのこ類の中でも美容効果が高い栄養素を含んでいる種類や、さらに効果を上げる食べ方をご紹介します。
目次
肌荒れやむくみを防ぐエリンギ
エリンギには、ビタミンB2とカリウムが豊富に含まれています。
ビタミンB2は、肌や粘膜を正常な状態にキープする働きを持っており、それによって肌荒れを防いでくれます。
カリウムは、体内に溜まっている余分な水分を排出へと向ける効果を持っており、むくみを解消してくれます。
きのこ全般的に、ビタミンB2やカリウムなどが含まれていますが、特に多く含まれているのがエリンギです。
コラーゲンの生成を助けるしめじ
しめじには、アミノ酸の一種のオルニチンが含まれています。
オルニチンは、栄養ドリンクに含まれる疲労回復成分として有名です。
実はその他にも、成長ホルモンの分泌の促進や肌のターンオーバーの促進、コラーゲン生成の促進効果も持っているのです。
しめじをたくさん食べると、美肌効果やシミやシワの対策もできます。
免疫力アップで肌荒れを防ぐ舞茸
舞茸には、βグルカンが豊富に含まれています。
βグルカンは、きのこ類全般に含まれていますが、特に舞茸には多く含まれています。
βグルカンには、免疫力向上作用があり、それによって肌荒れを防いでくれます。
また、高い抗酸化作用があるため、アンチエイジングにも役立ちます。
肌荒れにも効果的なビタミンB2も豊富に含まれているため、シミやニキビなどの防止効果も期待できます。
きのこ類の効果的な食べ方
きのこ類はいろんな料理に使えますが、調理方法によって、美容効果が変わります。
ここで、きのこ類の効果的な食べ方のポイントをご紹介します。
なるべく水洗いしないこと
衛生的には、あまりおすすめはできませんが、効果的な食べ方としてはきのこ類は水洗いしない方がいいです。
きのこ類を水洗いすると、きのこに含まれている栄養が損なわれる可能性が高いです。
少し手間がかかりますが、きのこ類の汚れは濡れ布巾などで、拭き取る程度にしておきましょう。
納豆菌や乳酸菌と一緒に食べること
納豆菌や乳酸菌が含まれた食品と一緒に食べることで、さらに美容効果がアップします。
きのこに含まれる様々な菌と納豆菌や乳酸菌が一緒になることで、特に整腸作用が期待できます。
整腸作用により腸内環境を整えると、健康効果だけではなく美容効果も期待できます。
一度冷凍すると効果がさらに高くなる
きのこ類は、一度冷凍した方が栄養価も旨味もアップして、効果的に美味しく食べられます。
きのこ類を購入したら、一度冷凍してから調理のときに解凍して使うようにしましょう。
まとめ
きのこ類は、美肌や健康維持に効果的な栄養が豊富です。
エリンギには、肌荒れを防ぐビタミンB2と、むくみ解消に役立つカリウムが多く含まれています。しめじは、コラーゲン生成を助けるオルニチンを豊富に含み、舞茸は免疫力を高めて肌荒れを防ぐβグルカンがたっぷりです。
きのこの美容効果を最大限に引き出すためには、いくつかのポイントがあります。
まず、きのこは水洗いせずに濡れ布巾で拭き取りましょう。栄養を逃さずに済みます。次に、納豆菌や乳酸菌と一緒に摂取すると整腸作用が高まり、美容効果がさらにアップします。
最後に、一度冷凍することで栄養価と旨味が増し、効果的に食べられます。
これらの方法を実践しながら、毎日の食事にきのこ類を取り入れて、美肌と健康を手に入れましょう。きのこの力を活用して、美容と健康の両方をサポートしてくれる素晴らしい食材を楽しんでください。
