コンタクトの使い方を間違えたり、コンタクトをしすぎたりしてしまうと結膜炎の原因になってしまう可能性があります。
コンタクトは装着していてもメガネのような圧迫感がなく、視力が悪い人にとってはとても便利な視力矯正アイテムですが、使い方に気をつける必要があります。
今回は、コンタクトを使う時に気をつけるべきポイントをご紹介します。
目次
間違ったコンタクトレンズの使い方で起こる症状
間違ったコンタクトレンズの使い方のせいで、起こる可能性が高い症状は、次の通りです。
結膜炎
コンタクトによって、目の粘膜にダメージが加わると、そこから細菌が繁殖したり、アレルギーが起こるケースがあります。
つまり、それが結膜炎です。
結膜炎は、眼科に行って正しい処置をすればすぐに治りますが、何度も繰り返していたり、悪化してしまうと、視力にも後遺症が出るほど危険な病気です。
ドライアイ
ドライアイは、目の表面を保護する役割をする涙の量が減り、乾燥しやすくなる症状のことを言います。
正確には、乾燥性角結膜炎という名前で、目を保護している涙の量が減ってしまうため、刺激によって目が傷ついてしまう可能性が高くなります。
このような症状を引き起こさないようにするためにも、コンタクトレンズの正しい使い方をマスターしておく必要があります。
コンタクトレンズを使う時の注意点
コンタクトレンズを使う時に、気をつけたいポイントは2点です。
コンタクトレンズを使っている人にとっては、当然のことかもしれませんが、もう一度使い方を確認して、間違っているようであれば改善しましょう。
コンタクトレンズをする時はレンズもでも清潔に保つ
コンタクトレンズを装着する時は、清潔なレンズを使うべきです。
ワンデータイプのコンタクトレンズであれば、一回きりで使い捨てするので、衛生的には問題がありません。
しかし、繰り返し使うタイプのコンタクトレンズは、専用の液につけておきますが場合によっては、不潔になってしまっている恐れがあります。
また、コンタクトレンズを扱う手も清潔でなければ、手に付着した細菌がコンタクトレンズについてしまう可能性もあります。
コンタクトレンズを装着する時は、レンズと手を清潔に保つように心がけましょう。
なるべくソフトタイプを使う
コンタクトレンズには、丈夫なハードタイプと柔らかいソフトタイプがあります。
ソフトタイプは、強度があまり高くないので、ワンデータイプに多いのですが、女にとっては負担が少なく、トラブルが少ないコンタクトレンズです。
装着時にも、ソフトタイプであれば、目の表面にダメージを与えにくいのでトラブルを防げます。
コンタクトレンズのソフトとハードには好みがあると思いますが、なるべくソフトタイプを使用するように心がけましょう。
コンタクトレンズを長時間使うのは危険!
ソフトタイプのコンタクトレンズは、品質の改良により、年々目の負担が少なくなってきているので、ついつい長時間使ってしまう傾向にありますが、コンタクトレンズを長時間を使用しないようにしましょう。
コンタクトレンズが目の表面にフィットしすぎると、酸素が入りにくなるので、ドライアイの原因にもなってしまいます。
休日などは眼鏡を代表するなどして、目の表面をコンタクトで塞ぎすぎないように心がけましょう。
まとめ
コンタクトレンズの適切な使用方法は、目の健康と快適な視力矯正に欠かせません。間違った使い方や長時間の装着は、結膜炎やドライアイなどのリスクを引き起こす可能性があります。
まず、清潔な手で取り扱い、レンズを清潔に保つことが重要です。
また、ソフトタイプのレンズを選択し、目の表面への負担を軽減することが勧められます。
さらに、長時間の連続使用は避け、定期的な休憩や眼鏡の着用を取り入れて、目の健康を保つよう心がけましょう。
これらのポイントを守ることで、コンタクトレンズの利便性を最大限に活かしつつ、安全かつ快適な視力矯正を実現できます。