自分は花粉症になったことがないから、私も大丈夫!なんて過信していませんか?
今まで1度も花粉症になったことがない人でも、突然花粉症になってしまうケースは当然のようにあります。
大量の花粉に出会うと、私たちの体は、花粉を異物だとみなして、体内に入れないように抗体を作ります。
その抗体は、一定量超えてしまうと、異物に過剰に反応するようになり、アレルギー反応が出てしまうのです。
つまり、それが花粉症なのですね。
だから、花粉症は誰にでもなる可能性はあるのです。
今回は、花粉症ではない人でも取り組める花粉症予防対策を3つご紹介します。
目次
外出時はマスクが必須
マスクが必要なのは冬だけではありません。
冬から春に変わるときでも、外出時はマスクをして、体内に花粉が入らないように心がけましょう。
それだけのことでも、花粉症予防できます。
スギ花粉が多い時期は、少し湿ったガーゼを挟んだマスクを着用すると、さらに効果的です。
スギは、水につきやすい性質を持っているため、湿ったガーゼを挟むことで、さらにスギ花粉の侵入を防げます。
うがいや手洗いを徹底する
外から帰ってきた時は、必ず、うがいと手洗いをするようにしましょう。
マスクをしていても、口の中に花粉が入ってしまっている恐れがあります。
花粉が喉の粘膜にくっついてしまうと、花粉症になるリスクが高まるため、早い目にうがいで花粉を取り除いておく必要があります。
また、喉だけではなく鼻の粘膜にも花粉がついている恐れがあるので、鼻うがいもしっかりしておきましょう。
そして、手に付着した花粉が体内に入る恐れもあるので、外から帰ったら必ず手洗いをしましょう。
外出をしていなくても、窓を開けたり、洗濯物を干した時などに微量の花粉が体内に侵入することも考えられます。
うがいや手洗いは、外出に関係なく行なっておくと徹底した花粉症予防ができます。
外出時の服装の素材に気をつける
外出する時は、服装の素材にも気をつけましょう。
静電気が立ちやすい化学繊維の素材を使った服装には、花粉がたくさん付着してしまう恐れがあるので避けるべきです。
静電気が立ちにくいポリエステルや綿などの素材を使った服装を心がけましょう。
できれば、外出から帰宅後は服を着替えるのがおすすめです。
素材に気をつけていても、花粉の量が多ければ、服に付着して家の中に花粉が入ってしまいます。
服から口に花粉が運ばれることも考えられるので、服を着替えるのがベストです。
急いでいるときは、玄関に入る前にハンカチなどで服を払うだけでも効果的です。
まとめ
花粉症になったことがない人でも、突然花粉症になる可能性があることを過信してはいけません。花粉は体内に異物として認識され、過剰なアレルギー反応を引き起こすことがあります。そのため、花粉症予防対策が重要です。
まず、外出時はマスクを着用し、花粉の侵入を防ぐことが効果的です。特にスギ花粉の多い時期には湿ったガーゼを挟んだマスクを使用するとさらに効果的です。
また、外から帰ってきたら必ずうがいや手洗いをして花粉を除去しましょう。鼻うがいも忘れずに行うことで、鼻の粘膜に付着した花粉を洗い流すことができます。
さらに、外出時の服装にも注意が必要です。静電気が立ちにくい素材を選ぶことで花粉の付着を減らし、帰宅後は服を着替えるか、ハンカチで服を払うことで家の中に花粉を持ち込まないようにしましょう。
これらの対策を実践することで、花粉症になるリスクを低減し、快適な春を過ごすことができます。