まぶたのたるみの原因は、必ずしも老化だとは限りません。
目を酷使していたり、疲れていたり、刺激や乾燥によってもまぶたのたるみが発生してしまうのです。
今回は、老化以外のまぶたのたるみの原因と、解消法をご紹介します。
目次
まぶたのたるみの原因は?
老化以外で考えられるまぶたのたるみの原因は、次の3つです。
眼輪筋の衰え
眼輪筋とは眼球を支える役割をする筋肉で、眼球を包み込むように存在します。
日常生活で、パソコンやスマートフォン、液晶テレビなどを見る機会が多く、目を酷使するような生活を送っていると、眼輪筋が疲れて衰えてしまいます。
それによって、眼球を支える力が低下し、目のたるみを発生させるのです。
瞬きの減少
パソコンやスマートフォンの画面を集中して見ていると、知らず知らずのうちにまばたきの回数が減ってしまいます。
すると、目が乾燥しやすくなり、血流も悪くなるため、目の周りの疲労が増えます。
乾燥と疲労により、目のたるみが発生してしまいます。
刺激や乾燥
クレンジングや洗顔の際に、目の周りに刺激を与えすぎると、角質層が薄くなり乾燥しやすくなります。
乾燥によって肌の表面の潤いがなくなると、シワやたるみが起こりやすくなります。
さらに、目の周りはもともと皮膚が薄いので、とてもデリケートです。
眼輪筋を鍛えてまぶたのたるみを解消
まぶたのたるみの解消に効果的な眼輪筋をほぐしながら鍛えるエクササイズをご紹介します。
1.頬の骨の上に指を添えて下に引っ張ります。
2.10回程度ウィンクをします。
これを1日に5セット以上行いましょう。
意識的に瞬きを増やしてたるみを解消
パソコンやスマートフォンを使っている時に、無意識に瞬きが減ってしまいますが、10分に1回程度でいいので意識的に瞬きをしましょう。
瞬きをするときは、普通の瞬きよりも力を入れて行った方が効果的です。
目の周りの血流の促進できるので、目の疲れもリフレッシュされます。
クレンジングや洗顔に気をつける
目の周りのクレンジングや洗顔の際には、強くこすりすぎないように気をつけましょう。
濃いアイメイクをしている時は、クレンジングがいつもより念入りになってしまいますが、ミルクタイプやクリームタイプのクレンジングを使って、優しくマッサージするように心がけましょう。
洗顔の時は、泡を使って洗浄するつもりで、指で直接こすりすぎないように気をつけましょう。
クレンジングと洗顔が終わった後は、特に目の周りの保湿を心がけて、乾燥しないように注意することが大事です。
まとめ
まぶたのたるみは老化だけでなく、眼輪筋の衰え、瞬きの減少、刺激や乾燥も原因となります。眼輪筋の疲れや衰えは、デジタルデバイスの使用や目の酷使によって引き起こされます。
また、集中作業中の瞬きの減少は目の乾燥や血流の悪化を招き、たるみを促進します。刺激や乾燥による肌のダメージも敏感なまぶたに影響します。
たるみ解消のためには、眼輪筋を鍛えるエクササイズが効果的です。頬の骨の上に指を添え、10回ほどウィンクをすると良いでしょう。
また、意識的に瞬きを増やすことも重要です。デジタルデバイスを使用する際には、無理なく10分に1回程度瞬きし、血流を促進しましょう。
クレンジングや洗顔にも気をつけ、優しくマッサージすることで肌への刺激を軽減します。ミルクタイプやクリームタイプのクレンジングを使用し、洗顔時は泡を使って優しく洗浄し、保湿を怠らないことも大切です。
これらの対策を組み合わせて実践することで、まぶたのたるみを和らげることが期待できます。