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ブルーライトの恐ろしさと睡眠との関係性

睡眠

最近なかなか眠れないのは、ブルーライトの影響かもしれません。
デスクワークが多い人やスマートフォン操作の時間が長い人は、特に要注意です。

日々、知らず知らずのうちに浴びてしまっているブルーライトのせいで、睡眠障害を起こしてしまう人もいます。

そうなる前に、ブルーライト対策を始めなければいけません。

今回は、ブルーライトと睡眠の関係性についてお話しします。

ブルーライトとは?

ブルーライトとは、パソコンやスマートフォン、液晶テレビなどのスクリーンから発せられる強いエネルギーを持つ光です。

ブルーライトの波長は380~500nm(ナノメートル)あり、色は青色で、強いエネルギーにより、目の場合は角膜や水晶体では吸収されずに網膜まで到達すると言われています。

パソコンやスマートフォンの使用で視力が低下した人が多いですが、ブルーライトの影響も大いにあると考えられています。

ブルーライトで睡眠時間が短くなる?

ブルーライトで視力が低下するどころか、睡眠のリズムにまで影響が出るケースもあります。

ブルーライトに関しては、いろんな団体が実験を重ねていますが、中でも杏林大学医学部の古賀良彦教授が行なった実験では、ブルーライトを浴びている日と浴びていない日では、睡眠時間の長さが違うという結果が出ています。

その実験では、20代の女性にブルーライトを約50%カットできる眼鏡をしてスマートフォン操作をする日と、ブルーカット機能がついていない眼鏡でスマートフォン操作をする日を用意し、それぞれの睡眠時間を測定しました。

すると、実験を続けて4日目にブルーライト機能がついていない眼鏡でスマートフォン操作をした日の方が睡眠時間が短くなり、眠りも浅くなったという結果が出ています。

ブルーライトで睡眠のリズムが狂うメカニズム

ブルーライトが目に入ると、ガングリオンセルという視細胞で光が感知されて、脳の視床下部の視交叉上核というところに情報が伝達されます。

視交叉上核は体内時計の重要な中枢なので、ブルーライトで刺激され続けることで、働きが弱ってきてしまいます。

さらに、睡眠を促すメラトニンというホルモンを作る松果体という場所にもブルーライトの情報が伝わり、それが日中の太陽の光だと判断されて、夜にブルーライトを浴びると、なかなか眠れなくなるという現象が起こります。

ブルーライトは浴び続けたり、夜に浴びすぎると、睡眠時間を狂わせる危険な光ですが、ブルーライトカット機能がついた眼鏡やシートを使えば、うまく対策できます。

まずは、ブルーライトと睡眠の関係を知って、少しずつ対策をしていきましょう。

まとめ

ブルーライトは、デバイスのスクリーンから発せられる強いエネルギーを持つ青色の光であり、眼に影響を与えることが知られています。

この光は視力低下だけでなく、睡眠にも悪影響を及ぼす可能性があります。実験によれば、ブルーライトを浴びた日とそうでない日では、睡眠時間に違いが出ることが示されています。

ブルーライトが目に入ると、視床下部の視交叉上核に情報が伝達され、体内時計の中枢である視交叉上核の働きが弱まります。さらに、松果体にもブルーライトの情報が伝わり、夜に太陽光と誤認識され、メラトニンの生成が阻害され、睡眠リズムが乱れる可能性があります。

ブルーライトカット機能がついた眼鏡やシートを使用することで、これらの影響を軽減できるとされています。ブルーライトと睡眠の関係を理解し、対策をすることが重要です。

 

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