日頃のストレスが蓄積されると、活性酸素が数多く発生し、病気につながる可能性があります。
また、ストレスによってガン発症率が上がるというようなケースも少なくありません。
年々、日本全国でのガンの発症率が上昇しているため、人ごとにせず、可能なところから対策をしていきたいですね。
そこでおすすめなのが、爪もみ健康法です。
今回は、ストレス発散やがん予防が見込める爪もみ健康法の効果と方法をご提案します。
目次
ストレスから自律神経がアンバランスになって不調が発生する
日々ストレスを溜めることで、さまざまな体調不良が起こるのは、自律神経がアンバランスになるからです。
自律神経は、人間が生きていく上で必要な臓器や血管、呼吸などといったあらゆる機能をコントロールする大事な神経です。
自律神経が本格的にアンバランスになると、普通に暮らすのも困難が伴います。
自律神経には、アクティブモードの時に働く交感神経とリラックスモードの時に働く副交感神経があります。
2つの神経は、ライフサイクルに従ってバランスを取りながら作用しているため、私たちは健康を維持できます。
しかし、ストレスでバランスが秩序を失ってしまうと、自律神経のバランスが乱れて睡眠できなくなったり、動かなければいけない時に動けなくなったり、体のあちこちに不調が出たりなどの症状が出てくるのです。
ストレスを感じている時は、アクティブモードの交感神経が主に働いています。
一口に言うと、ストレスがある間はずっと交感神経ばかりが作用している状態になるのです。
普通なら、交感神経と副交感神経が交互に働けなければいけないのに、交感神経ばかりが働くことで、次第にバランスがおかしくなってきます。
爪もみ健康法の効果
自律神経の乱れを少しずつ調整していく効果を持つのが、爪もみ健康法です。
実は、爪の生え際には血管がたくさん集中しています。
爪をぎゅぎゅっともんでみると、血流が良くなって指先が温かくなると思います。
それは、マッサージすることで血流が良くなっている証拠で、血管が多くあるから効率的に血流を促進できるからというわけです。
動脈と静脈を結ぶ血管がたくさん集まる爪の生え際あたりを指圧することで、指先から血流を促進するとリラックスしやすい状態になります。
交感神経だけが働いていると、血管が収縮して血流が悪化します。
しかし、血流を促すと血管が拡張されて副交感神経が働きやすくなるとのことです。
それによって、自律神経のバランスを調整していくことができるのです。
爪もみ健康法の方法
爪もみ健康法は、デスクワークの最中などでも、すぐにできるので取り組みやすいです。
ここで、爪もみ健康法の方法をご紹介します。
1.親指の爪の生え際の両サイドを反対の手の親指と人差し指で指圧します。
2.親指が終わったら、人差し指、中指、小指と同じような手順で進んでいき、反対の手も同じように行います。
ここでのポイントは、ストレスがあると感じている人は薬指の爪もみに限ってはしないようにすることです。
薬指の爪の生え際を刺激すると、逆に交感神経を活発にしてしまうので、さらに体が緊張状態になってしまいます。
ストレスがあると感じている人は、薬指以外の指をマッサージしていきましょう。
1日に3セット以上行うのが効果的です。