お菓子や加工食品にも、時々プラスされている激辛なハバネロには、何を隠そう健康効果があります。
見た目、若干細くなった唐辛子のようですが、まさしくその唐辛子と同様のような健康効果があるのです。
特に寒い冬は、体の芯から凍えそうに冷えてしまいますが、激辛のハバネロをちょっと食べるだけで、体が温まって汗が吹き出ることもあります。
今回は、そんなハバネロの健康効果と美味しい食べ方をおすすめします。
目次
ハバネロの健康効果は?
ハバネロには、3つの健康効果があり、特に冬に向いている食べ物であることがわかります。
代謝アップで冷え性改善
ハバネロには、唐辛子にも含まれているカプサイシンが含まれています。
カプサイシンの刺激が脳に伝わると、大量のアドレナリンが分泌されて、血流が促進し、体温が上昇します。
それで、冬に低下しがちな代謝が上昇して体温が上昇し、冷え性の対策まで出来てしまうのです。
デトックス効果
代謝がアップすると、血液やリンパの流れがスムーズになるので、体内に蓄積していた老廃物や毒素などが排出されやすくなります。
汗もかなりかき、それによってデトックス効果がゲットできて、健康維持につながります。
免疫力アップ効能
体温が上がると、免疫力もUPします。
細菌や雑菌は熱に弱いので、体温の上昇により感染のリスクが低減するのです。
一例として、馬は体温が高い哺乳類で知られていますが、ワクチンなどをしなくても、全く感染病にかからないと言われています。
ハバネロで体温を上げれば、免疫力がアップして、風邪やインフルエンザの予防にもなります。
ハバネロのグルメな食べ方は?
ハバネロは、唐辛子と似ていますが、ソースにして味わうと、激辛さが少なくなって食しやすくなります。
例えば、少し甘みがあるチリソースやサルサソースです。
もちろん、ソースなので、そのまま食べることはありませんね。
チリソースならエビチリに活用したり、サルサソースならタコスやピザなどに使うのが通例です。
また、ハバネロと塩を保存瓶に入れて発酵させると、お酒のつまみになったり、ごはんのおともとしても美味しく頂くことができます。
ハバネロのミネストローネもおススメ
ハバネロの辛さがまったく苦手な人は、ミネストローネにして召し上がると、チリソースなどよりも辛さを感じずに美味しく食べられます。
ミネストローネを温めて寒い日に飲むことで、体も温まるので特に冬にピッタリです。
<材料>
キャベツ 4枚 ★
セロリ 1/2本 ★
じゃがいも 2個 ★
玉ねぎ 2個 ★
人参 1本 ★
水 400cc
ハバネロ 適量
トマト缶 1缶
コンソメ 2個
塩こしょう 適量
<作り方>
- ★の野菜類を食べ易い大きさに切って、鍋で炒めます。
- 野菜に火が通ってきたらトマト缶とコンソメと水を足して煮込みます。
- ラストにハバネロを細かく刻んだものと塩こしょうを加えて、煮込んだらでき上がりです。
まとめ
ハバネロは、見た目は細い唐辛子のようですが、冬に最適な健康食品として注目されています。
その健康効果には、代謝アップによる冷え性改善、デトックス効果、免疫力アップが挙げられます。カプサイシンが脳に刺激を与え、アドレナリンの分泌を促進し、血流や体温を上昇させることで代謝が向上し、冷え性に効果があります。
また、代謝の促進によりデトックス効果があり、老廃物や毒素の排出がスムーズに行われます。さらに、体温の上昇によって免疫力がアップし、感染症のリスクが低減します。
美味しい食べ方としては、ハバネロをソースにして食べることが挙げられます。
特にチリソースやサルサソースは、激辛さが軽減されて食べやすくなります。これらのソースはエビチリやタコス、ピザに利用されることが一般的です。また、ハバネロと塩を保存瓶に入れて発酵させると、お酒のつまみやご飯のおともとして楽しむことができます。
ハバネロの辛さが苦手な人には、ミネストローネがおすすめです。野菜を炒めてトマト缶やコンソメで煮込み、最後に細かく刻んだハバネロと塩こしょうを加えて仕上げると、辛さを感じずに温まる美味しい一品となります。冷え性や免疫力の向上を目指すなら、ハバネロを食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。