健康に良いからといって食べ過ぎてしまうと、逆に体調不良が起こる食べ物があります。
健康に良いと言われると、ついつい食べ過ぎてしまったり、単純に美味しいからたくさん食べたりしてしまうことがありますよね。
しかし、これから紹介する5つの食材については、特に食べ過ぎに気を付けなければいけません。
今回は、食べ過ぎると体調不良に陥ってしまう可能性が高い食材を5つご紹介します。
目次
豆腐
大豆イソフラボンが豊富に含まれており、特に女性のための健康食として知られている豆腐は、食べ過ぎないように気を付けなければいけません。
カロリーも低く、腹持ちがいいため、ダイエット食としても用いられることが多いです。
しかし、豆腐を食べ過ぎることで大豆イソフラボンを過剰に摂りすぎると、子宮内膜増殖症と言う症状が出てしまう恐れがあります。
また、過剰に大豆イソフラボンを摂取することで、鉄分が体内に吸収されにくくなるため、貧血が起こる可能性が高いです。
ほうれん草
鉄分補給の野菜として有名なほうれん草も、食べ過ぎると不調が起こります。
ほうれん草には、シュウ酸塩と言う腎臓結石の原因になる成分が含まれています。
過剰に食べない限りは問題はありませんが、食べすぎると腎臓結石を患うリスクが高まります。
ほうれん草には、ビタミンや鉄分、食物繊維や植物性タンパク質など健康に役立つ栄養素がたくさん含まれているので、食べ過ぎない限りは健康に良い野菜です。
トマト
リコピンがたくさん含まれていることで、美白対策やアンチエイジングに役立つと言われているトマトも、食べ過ぎると体調不良を起こしてしまいます。
トマトは食べると酸っぱいですね。
甘いトマトもありますが、ほとんどのトマトが酸っぱいです。
それは、クエン酸などの酸が含まれているからです。
適量を食べている限りでは問題はありませんが、クエン酸などを取りすぎてしまうと、食道や胃腸が荒れやすくなります。
すると、食道がんのリスクが高まるため、食べ過ぎに気を付けなければいけません。
えごま油
調理する時の油を変えて、健康維持に努める人が増えています
ダイエットだけでは、なく健康の観点からも食事で使う油が注目されていますね。
中でも健康志向の人に人気なのが、えごま油です。
えごま油には、血液をサラサラにする効果がありますが、摂りすぎると逆に血流が悪くなってしまう可能性が高いです。
それは、えごま油を摂りすぎることで、血管の内壁に油が付着してしまうからです。
すると、動脈硬化起こしやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。
納豆
納豆も、健康志向の人に人気な食品のひとつです。
納豆には、高い抗酸化作用を持つセレンという成分が含まれています。
セレンを過剰に摂取すると、吐き気や嘔吐が起こる可能性が高く、重症の場合は肝機能不全などを引き起こすケースがあるので要注意です。