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ストレスが発生する原因を知っておこう!
自分はどんな時に、ストレスを感じるかを考えてみたことがありますか?
ストレスが蓄積されている人ほど、ストレスが発生している原因が分かっていないことが多いです。
ストレスが発生する原因を作る刺激のことを、ストレッサーと言います。
ストレッサーには、次のような種類があります。
・気温や湿度などの自然環境による物理的ストレッサー
・騒音や臭いなどの環境的ストレッサー
・人間関係や生活環境の変化などの社会的ストレッサー
・感情の動きによる精神的ストレッサー
・体の不調による身体的ストレッサー
このように、私たちは内側からも外側からも、様々なストレッサーに影響されて生きているのです。
ストレスが蓄積されていると感じたときは、まず、どのようなストレッサーからストレスが生じているのかを見極めることが大事です。
ストレスに打ち勝つためのホメオスタシスとは?
何らかのストレッサーによりストレスが生じたからといって、私たちはいつもストレスに負けるわけではありません。
何らかのストレスを感じた時に働くのが、私たちの体の中にあるホメオスタシスという機能です。
ホメオスタシスは、日本語に訳すと「恒常性」という意味です。
何らかのストレッサーにより、ダメージを受けたとしても、ホメオスタシスの機能でダメージから回復しストレスにうまく反応することができるのです。
しかし、ストレスとうまく付き合えずに、長期間ストレスを抱えるようになると、ホメオスタシスの機能が弱まって、ストレスに負けてしまうことになるのです。
つまり、ストレッサーの刺激でダメージを受けるだけで終わってしまったら、悪いストレスで終わってしまうことになります。
逆に、ストレスの刺激でストレスにうまく対応できれば、良いストレスになるのです。
私たちは、いつも過ごしやすい環境にいればいいというわけではありません。
ある程度のストレッサーの刺激を感じながら、それに打ち勝っていくことで強い精神力を養っていけるのです。
悪いストレスを良いストレスに変える方法
1.まずはストレスを避ける
まずは、ストレスから逃げることです。
ストレスから逃げるためには、カラオケに行ったり、運動をしたり、友達とおしゃべりをしたりなどの発散法があります。
2.打ち勝つための小さな目標を立てていく
ストレスから一時的に逃げて疲れが取れたら、近くための目標や計画を立てていきましょう。
目標や計画は、大きなものでなければいけないわけではありません。
小さな方が取り組みやすく、一つ一つ達成できた時の達成感によって、ストレスに打ち勝って行けます。
3.目標と成果を公表する
ストレスに打ち勝つための目標や計画を、身近な人やSNSに公表しましょう。
公表することで、達成しなければいけないといういい意味での義務感が生まれます。
そして、少しでも成果が出たら身近な人やSNSに公表しましょう。
それによって、さらに達成感を得られて、ストレスに打ち勝つ力が強くなっていきます。
まとめ
全くストレスがない状態が良いというわけではありません。
ストレスには、良いストレスと悪いストレスがあり、年齢を重ねるごとに良いストレスとうまく付き合っていく方法を身につけることが大事なのです。
良いストレスとうまく付き合っていくことで、心も体も健康に、毎日ハツラツと過ごすことができます。