しっかり洗顔しているつもりなのに、なぜかいつも汚れが残っていたり、皮脂が多いという人は、洗顔料を見直してみた方がいいかもしれません。
中でもおすすめなのは、毛穴のつまりを防いで小さくしてくれる酵素洗顔料です。
今回は、タンパク質分解作用が優れた酵素洗顔の魅力と方法をご紹介します。
目次
酵素洗顔とは?
酵素洗顔とは、天然素材から抽出した酵素が含まれた洗顔料のことです。
例えば、パパイヤの実から取れた植物性の酵素を含むパパイン酵素やパイナップルの目から取れた植物性の酵素を含むパイン酵素などが含まれた洗顔料です。
発酵食品にもたくさん含まれている酵素は、毛穴の汚れをすっきり落として肌質を向上させてくれる効果が期待できます。
その証拠に、酵素浴では体が芯から温まるのと同時に、肌がツルツルになると評判です。
酵素洗顔の効果とは?
酵素洗顔の効果は、主に三つあります。
毛穴の汚れをすっきり落とせる
酵素には、タンパク質を分解させる成分が含まれています。
毛穴に詰まりやすい皮脂はタンパク質でできています。
また古い角質層もタンパク質でできています。
酵素洗顔をすることで、酵素のタンパク質分解効果により、皮脂や古い角質がすっきり落とせます。
毛穴の角柱をスッキリ落とす
毛穴に詰まった白い角柱を落とすために、ゴシゴシと刺激を与えるような洗顔を続けていると、さらに肌にダメージを加えて乾燥しやすい肌にしてしまいます。
すると、余計に皮脂が分泌されやすくなり、角柱が大きくなって行きます。
それを防いでくれるのが、酵素洗顔です。
酵素洗顔の酵素にはタンパク質を分解させる効果があります。
毛穴に詰まった白い角柱の正体は皮脂と汚れでタンパク質です。
酵素洗顔をすることで、酵素のパワーによりゴシゴシこすらなくてもタンパク質分解効果で毛穴に詰まった白い角柱が少しずつ解消されます。
肌のターンオーバーサイクルを正常にする
年齢を重ねるごとに、肌のターンオーバーサイクルはどんどん乱れていきます。
その理由は様々ですが、一つは肌の表面に古い角質がたまってしまうことです。
古い角質はほとんどがタンパク質なので、酵素洗顔をすることで、酵素のタンパク質分解効果により取り除くことができ、肌のターンオーバーを正常に戻してくれます。
酵素洗顔の方法
酵素洗顔の方法は、普通の洗顔とあまり変わりはありませんが、泡立ちが悪いため、ゴシゴシこすりすぎないように気を付けなければいけません。
1.36度から38度程度のぬるま湯で顔をしっかり洗い流しましょう。
2.酵素洗顔料を手のひらにとって少量のぬるま湯を加えたら泡立てます。そんなに泡立ちすぎなくてもいいので、ある程度泡立つ程度に留めておきましょう。
3.皮脂が多いTゾーン、頬や顎などのUゾーン、最後にデリケートな目元と口元を洗顔します。ゴシゴシしないように気をつけましょう。
4.36度から38度程度のぬるま湯で泡をしっかり落とします。
オイリー肌さんに効果的な毛穴を小さくする酵素洗顔のメリットと方法をご紹介しました。
まとめ
この記事では、洗顔における酵素洗顔の効果と方法に焦点を当てています。
酵素洗顔は、天然素材から抽出された酵素を含む洗顔料で、パパイヤやパイナップル由来の植物性酵素が活用されます。そのタンパク質分解作用により、毛穴の汚れや古い角質を効果的に除去し、肌質向上に寄与します。
記事では、酵素洗顔の三大効果として、毛穴の汚れ除去、白い角柱の解消、肌のターンオーバーサイクル正常化が紹介されています。
酵素洗顔のメリットとして、洗顔中の刺激を最小限に抑えながらも毛穴を小さくし、肌を優しくケアすることが挙げられます。
効果的な使用法には、ぬるま湯での洗顔、酵素洗顔料の適量とぬるま湯での泡立て、優しく洗顔する順番、そして泡を丁寧に洗い流す手順が提案されています。
これらのステップを守ることで、酵素洗顔はオイリー肌の方に特に適しており、肌トラブルの軽減や予防に寄与するとされています。総じて、酵素洗顔は肌にやさしく、毛穴トラブルにアプローチする効果的な方法であるとされています。