コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインとカテキンには、健康効果があります。
特にコーヒーに含まれているカフェインは、健康そこなう恐れがあると言われてきたので、健康効果がないように思われますが、適量であれば健康効果があります。
毎日の飲み物に含まれるカフェインとカテキンを意識して摂取することで、健康を維持できます。
今回は、カフェインとカテキンに期待できる健康効果についてお話しします。
目次
カフェインとカテキンの健康効果
カフェインを主に、コーヒーや紅茶などに含まれています。
カテキンは、緑茶やコーヒーなどに多く含まれています。
また、コーヒーには、カフェインだけではなくクロロゲン酸と言う健康効果が高い成分も含まれています。
クロロゲン酸とカフェインにより、さらに健康効果が上がります。
まず、コーヒーに多く含まれているカフェインには、血管を保護したり、呼吸機能を改善する働きが期待できます。
また、コーヒーに含まれているクロロゲン酸には、血圧を調整したり、血糖値を改善する効果が期待でき、また、抗炎症作用もあります。
そして、緑茶やコーヒーに多く含まれるカテキンには、血圧やコレステロール、中性脂肪を調整したり、血糖値を改善する効果が期待でき、生活習慣病の予防になります。
コーヒーの量と実際の効果
コーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸は、健康効果が高いですが、1日に飲む量を決めておかなければ、飲み過ぎによる弊害もあります。
1日のコーヒーの量の目安は、3杯から4杯程度です。
1日に適量のコーヒーを飲み続けた人は、心臓疾患や脳血管疾患、呼吸器疾患の発症率が少ないと言うデータが出ています。
適量のコーヒーを飲む人と全く飲まない人を比較すると、全く飲まない人の死亡率が43%も高いことがわかりました。
また女性の場合は、子宮がん、大腸がんなどの発症率も抑えられることが研究によりわかっています。
緑茶は1日5杯以上を目安に
緑茶は1日に5杯以上飲むのが目安です。
それにより、男性の死亡率は13%、女性の死亡率は17%も低くなることがわかっています。
1日に5杯も緑茶を飲むのが無理な人は、1日に崇拝でも飲むように心がければ、健康維持ができます。
毎日の麦茶を緑茶に変えるなど、工夫しながら、うまく緑茶を生活習慣に盛り込んでいきましょう。
緑茶を飲む人と飲まない人では、がんの発症率も違うと言われています。
毎日飲むものや食べるものは非常に大事です。
特別に、何か健康法を実践しなくても、飲み物を変えるだけで、ある程度健康維持していけるので、ぜひ試してみてくださいね。